【難題】HDVを投資のコアにすべきか否か

ほえほえ^~、どうも、ほえタコです。

私は現在、株式ポートフォリオの100%をHDV(iシェアーズコア米国高配当株ETF)で運用しています。ポートフォリオの一部にHDVを入れている米国株投資家さんは多いと思いますが、HDV全力で資産運用している人はおそらくかなり少ないのではないでしょうか。

昨日、このような記事を読みました。

【否定的見解】HDVへ投資する前に知っておいて欲しい3つの懸念点 | Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる!
毎日お世話になっている投資アプリSeekingAlphaからこんな記事が届きました。 “iShares Core High Dividend ETF: Here’s Why We Don&#821 …

私はGrow Rich SlowlyのHiroさんのブログ記事をいくつか読んで、HDV投資を心に決めた経緯があるので、そのHiroさんが『数年前はHDV大好きでしたが、かなり熱が冷めてきました・・』と書いていらっしゃるのを見たときは(お、おおぅ……)と少なからず動揺してしまいました。

ただ、上の記事中で書かれているHDVの懸念点は事実です。

たとえばHDVの売買回転率の高さだとか、配当金額加重方式による構成銘柄の偏りだとか、他の高配当系ETF(VYMやSPYD)に過去パフォーマンスが大きく劣っていることだとかは、私も当然、事前に承知のうえでHDVに投資をしていますし、このブログでも何度か書いています。

ここでひとつ前提として把握しておきたいのが「HDVは米国企業の成長に賭けるETFではない」ということです。

え、そうなの? と思われるかもしれませんが、そうなんです。

米国経済の発展ならびに企業成長に賭けるのであれば、これは素直にVOO(S&P500)なりVTI(全米マーケット)に投資しておけば良い話なんです。間違ってもHDVをコアにすることはありません。

なぜなら、HDVには逆張り的な性質があるからです。

つまり、成長株(配当利回りの低下した銘柄)を構成銘柄から外し、低迷株(配当利回りの上昇した銘柄)を構成銘柄に組み入れる。これを3ヶ月に1回の頻度でおこなうのがHDVです。

こんな逆張りETFですから、右肩上がりのマーケットにおいてHDVが市場平均や他の高配当系ETFにパフォーマンスが大きく劣後するのは自明です。株価のせっかく上がり始めた銘柄を外してしまうんですからね!

HDVには「勝つ」という発想はありません。麻雀で例えるならば、四暗刻だとか国士無双だとか高い手を狙わずに、つねにタンヤオみたいなクソ雑魚な手であがるのがHDVです。アウトパフォームを求めるのであればHDVは選択肢に入らないです。

じゃあHDVのコンセプトってなんなの? 存在価値は無いの? って話なんですが、HDVの目的は「安全性の高いインカムゲインを実現する」ことなんです。将来の企業成長だとかは一切考えずに、ひとえに、現時点での(減配可能性の低い)安全な高配当株を自身の構成銘柄に組み入れ続ける。

つねに安牌を手持ちに入れて「大負けしない」勝負を試みるのがHDVの特性です。

HDVの真価は、下落相場・暴落相場でないと発揮されません。(構成銘柄がコロコロ変わるのでリーマンショック時のシミュレーションができず、実際のところ暴落耐性がどの程度あるのかは完全に未知です)

本当の本当にぶっちゃけてしまえば、私は2020年から2021年にかけて、米国株式市場が大暴落するシナリオに賭けています。そうなれば5年スパンで見たときに、HDVが市場平均にアウトパフォームする可能性はワンチャンあります。(逆に暴落が来なければHDVはおそらく永遠に市場平均に勝てないでしょう)

言ってみればリーマンショックのようなパニック相場が来たときに、ささやかなエンターテインメントを楽しみたいがために、HDVに全力投資しているのです。

そして仮にそのようなパニック相場が訪れなかったとしても、HDVは長期的に損をするようなETFではないのでインカム目的で安心して持っていられる。もちろん市場平均にはパフォーマンスで劣後するでしょうが、それは自分の選択の責任なので甘受します。

というわけで、ほえタコはこれからもHDVを買い続けます!!!

それでは明日も頑張っていきましょう。たこたこ^~