2015年にHDV・DVY・VHTの株価が-40%も大暴落したのは何故か?【フラッシュ・クラッシュ】

ほえほえ^~、どうもほえタコです。

今回ネタとして紹介するのは

  • iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF(HDV
  • iシェアーズ 好配当株式 ETF(DVY
  • バンガード 米国ヘルスケア セクター ETF(VHT

の3つのETFです。この3種のETFには、とある共通の過去があります。

それは2015年8月24日の《フラッシュ・クラッシュ》に巻き込まれたETFであるということです。

フラッシュ・クラッシュとは何かというと、株式のウルトラハイパースーパー超絶お買い得バーゲン大特価タイムセールのことです。なんと、通常価格の半額でETFが買えてしまうという、ものすっごいラッキーなイベントです。

冗談はさておき、チャートを見てもらった方が早いですね。

上はHDV(iシェアーズコア米国高配当株ETF)の長期チャートです。2015年8月24日に、通常では考えられない強烈な下ヒゲがあるのを確認できます。

この日、HDVは始値67.82から安値40.01まで下落。つまり瞬間的にマイナス41%も暴落したことになります。リーマンショックも吹き飛ぶレベルの大暴落です。

DVY(iシェアーズ好配当株式ETF)も同様です。DVYは始値69.4 → 安値48まで下落。30%OFFのバーゲンセールです。

VHT(バンガード米国ヘルスケア セクターETF)もこの日は始値126.24 → 安値91.31に下落。あのバンガード社のセクターETFでさえ、1日に27%も急落する異常事態が発生しています。

なお、株価が安値をつけていたのはほんの十数分間だけで、終値ではそれぞれ値を戻しています。

つまりは瞬間的に株価がタイムバーゲン状態になっており、絶好の買い場だったわけです。この相場に居合わせた人は、宝くじに当たるレベルのラッキーパーソンです。とはいえほとんどの投資家がビビって買い向かえなかったでしょうね。一握りの勇敢な者だけが得をしました。

2015年8月24日に何が起こったのか?

2015年8月24日(月)といえば、かのチャイニーズ・ブラック・マンデーがあった日です。

上海総合指数が8.49%も暴落した日で、当時はいわゆる中国株のバブル崩壊で世界市場がパニックに陥っていた時期でした。

で、そのパニックのタイミングで訪れたのが《フラッシュ・クラッシュ》です。

いまや相場は個人投資家・機関投資家の売買だけでなく、AIのアルゴリズム取引が多大なる影響を与えています。

中国株バブル崩壊のようなリスクオフ相場では、買い需要が減り、株式やETFの流動性が一時的に落ちる空白地帯が生まれることもあるでしょう。そのタイミングで運悪くAIのアルゴリズム取引やHFT(超高速・高頻度取引)による売り浴びせが重なると、まるで稲妻が落ちるがごとく瞬間的に株価が大暴落することがあります。これがフラッシュ・クラッシュです。

とはいえ、フラッシュ・クラッシュの詳しい原因は分かっていません。2010年5月6日にもフラッシュ・クラッシュによってダウ平均が1000ドル近く瞬間暴落する怪異が起きましたが、結局何が主たる要因だったのかは謎に包まれています。

なんにせよ、相場は何が起こるかわかりません。チャンスを目の前にしたときは、勇気を出して行動したいものです。

もしも証券口座に遊ばせている買付余力があるのであれば、フラッシュ・クラッシュ狙いで指値を設定しておくのも良いかもしれませんね。30%OFFくらいの場所で拾えたら超ラッキーです。

もっとも、中国の故事「株を守りて兎を待つ(守株待兎)」のように、ウサギが勝手に切り株に頭をぶつけてくれる幸運はそうそう訪れないものではありますが。

それでは明日も頑張っていきましょう。たこたこ^~