ほえほえ^~、どうも、ほえタコです!
ほえタコがメインで使っているのはSBI証券で、ポートフォリオの100%を占めているHDV(iシェアーズ・コア米国高配当株ETF)についてもSBI証券のNISA口座に入れています。
で、ふつうに使う分にはまったく問題ないのですが「SBI証券で米国ETFの《経費率情報》が一部正確でない」ことに気づきました。間違っている、というよりかは各ETFの経費率改定に反映がまだ追いついていない感じです。
2018年12月7日現在の米国ETFの経費率について、SBI証券の情報と実際が違っているものについて、こちらが把握しているものを下記にまとめてみました。
ティカー | 銘柄名 | SBI証券記載の経費率 | 実際の経費率(%) |
---|---|---|---|
SPTM | SPDR PF 米国トータル ストック | 0.04 | 0.03 |
SPLG | SPDR PF 米国大型株式 | 0.04 | 0.03 |
SPMD | SPDR PF 米国中型株式 | 0.06 | 0.05 |
SPSM | SPDR PF 米国小型株式 | 0.06 | 0.05 |
SPYD | SPDR PF S&P 500高配当株式 | 0.08 | 0.07 |
SPYG | SPDR PF S&P 500グロース株式 | 0.06 | 0.04 |
SPYV | SPDR PF S&P 500バリュー株式 | 0.06 | 0.04 |
SPDW | SPDR PF先進国株式(除く米国) | 0.34 | 0.04 |
SPEM | SPDR PF 新興国株式 | 0.59 | 0.11 |
SPAB | SPDR PF 米国総合債券 | 0.05 | 0.04 |
SPSB | SPDR PF米国短期社債 | 0.08 | 0.07 |
SPIB | SPDR PF 米国中期社債 | 0.08 | 0.07 |
SPLB | SPDR PF 米国長期社債 | 0.08 | 0.07 |
SPTS | SPDR PF 米国短期国債 | 0.07 | 0.06 |
SPTL | SPDR PF 米国長期国債 | 0.07 | 0.06 |
BWX | SPDR BBバークレイズ世界国債除米 | 0.50 | 0.35 |
EBND | SPDR BBバークレイズ 新興国債券 | 0.41 | 0.40 |
TOTL | SPDRダブルトータルリターンタクティカル | 0.55 | 0.65 |
GAL | SPDR SSGA グローバル アロケーション | 0.09 | 0.35 |
INKM | SPDR SSGA インカム アロケーション | 0.39 | 0.50 |
RLY | SPDR SSGAマルチアセットリアルリターン | 0.22 | 0.50 |
DIA | SPDR ダウ工業株平均 | 0.15 | 0.17 |
※2018年12月7日現在の経費率情報
バンガード社にしてもステート・ストリート社にしても、ETFの経費率はちょくちょく改定しています。
SBI証券記載の経費率情報が古いものであると仮定するならば、ステート・ストリートの主力である「SPDRポートフォリオ・シリーズ」(SPDR PF)は軒並み経費率を下げたことになります。ETFの価格競争は非常に激しく、経費率0.03%となってくると「これ以上下げられるか!」って感じですね。
バンガードのETFと比較しても引けを取らない、場合によってはそれ以上の低コストを実現しています。
日本ではバンガードETFの方が人気のある印象ですが、これから投資をされる方であればSPDRシリーズも十分検討に値すると思います。
もちろん、すでにバンガードETFホルダーの人はわざわざ乗り換える必要はないです。どのみち長期保有していれば、経費率は上がることも下がることもあります。
価格競争といっても各社主力ETFの経費率は誤差レベルの違いしかなく、パフォーマンスに与えうる影響もほとんど無きに等しいでしょう。
それより下手な売買コストの方が高くつきます。
さておき、米国株投資ブログをいくつか拝見すると、SBI証券の経費率情報をそのまま持ってきているだろう記事も見受けられます。
しかし今回ご紹介したように「証券会社の銘柄情報は必ずしも正しくない(最新ではない)」ケースがあるため注意が必要です。
ブログでETFの考察記事等を書く場合には、兎にも角にも公式サイトの情報を確認するのが一番です。
上のステート・ストリートの公式サイトでは、上場しているすべてのSPDR ETFの最新情報を調べることができます。
バンガードはこちら
ブラックロック社の iシェアーズETFはこちらです。
いずれも検索窓にティッカーを入れると、個別銘柄情報へのリンクが出てきます。
この3社の公式サイトを知っておけば、ほとんどの米国ETFはカバーできるでしょう。
以上、「SPDRシリーズETFの経費率が激安でびっくり!」という紹介を兼ねた記事でした。
それでは明日も頑張っていきましょう。たこたこ^~