私がDIA(ダウ工業株平均ETF)に投資したいと考える理由

ほえほえ^~、どうも、米国株投資家のほえタコです。

私は現在、HDV(iシェアーズコア米国高配当株ETF)SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)をコアとしたポートフォリオを運用しています。

米国株ETFのなかであとひとつだけ欲しいやつがあり、それがDIA(SPDR ダウ工業株平均ETF)です。

DIA(ダウ工業平均)の良いなと思っている点を列挙すると、次のとおりです。

DIA(ダウ工業平均)のここが良い!

  1. 超長期的に米国株式市場平均に匹敵するパフォーマンスを誇る、数少ない実質的アクティブファンド
  2. 配当成長性(増配率)が良い
  3. 心理的には嬉しくホールド力が高まる毎月分配型ETF
  4. 配当利回りがS&P500よりも若干高い
  5. グロース株・バリュー株の比率や、セクターバランスが好み
  6. 一般的な時価総額加重平均指数に対し、ダウは株価平均型株価指数という激レアな銘柄構成比率を採用しており面白い
  7. たびたび行われる銘柄入れ替えにより、時代に合わせた最強の米国企業が指数に組み込まれる

一言で述べるならば「DIAは市場平均と同等かそれ以上のパフォーマンスを期待できる一方で、アクティブファンドとしての面白さも兼ね備えており、市場平均へのインデックス投資をつまらないと感じる投資家には向いている」と考えています。

私は飽き性な性格で、スイングトレードは大好きなんですが、長期投資がとにかく苦手です。

私個人としては、市場平均への投資は飽きてしまい長期ホールドできる自信があまりないです。そこで、HDVやSPYDやDIAといったアクティブファンドらしい性質を持つ「面白い」ETFを選好しています。

投資にエンターテインメント性を求めないのであれば、VTIやVT等の市場平均への投資が無難であり、かつ合理性が高いのは間違いないです。

また、DIAは経費率が 0.17 %であり、VTI(バンガード トータルストックマーケットETF)の経費率 0.03 % と比べるとだいぶ高いです。

DIAの経費率は投資信託の「楽天・全米株式インデックス・ファンド」通称:楽天VTIの信託報酬(0.162%)と同程度です。※但し投信の実質コストは未考慮

ダウ平均のパフォーマンスが市場平均と大差ないならば、経費率最安のVTI(市場平均)に投資するのが合理的でしょう。

あえてDIA(ダウ平均)を選ぶのは心理的な理由が極めて大きいですね。

DIAは配当成長性が高い?

配当成長率比較(2020年2月8日時点)

銘柄 1年間 3年間 5年間 10年間 連続増配記録
DIA(ダウ平均) 13.95% 10.08% 10.61% 7.82% 9年
SPY(S&P500) 10.16% 7.37% 7.93% 9.94% 10年
QQQ(NASDAQ) 12.55% 8.06% 1.71% 22.35% 12年
VYM(高配当) 7.27% 8.81% 8.29% 9.30% 9年
VIG(連続増配) 4.72% 5.33% 6.13% 8.10% 6年

DIA(ダウ平均)は、直近1年間・過去3年間・5年間の期間において、分配金成長率がS&P500やNASDAQ、高配当ETF(VYMやHDV)、それから連続増配ETF(VIG)のいずれをもアウトパフォームしています。

配当成長率自体は、期間の切り取り方次第でパフォーマンスは変わってきますし、未来の増配率を占うものではありません。

したがって一概にDIAは配当成長率において最強!とは言えないものの、少なくとも直近の5年間は好調であることが分かります。

過去13年間にわたって分配金再投資をした場合のDIA(NYダウ)・SPY(S&P500)・VIG(10年連続増配)の分配金インカム推移です。ダウの伸び率がすごいですね。

もし10年前にDIAに一括投資できていれば、投資資産額に対する分配金利回りは現在では7.5%程度となっています。長期的なインカム成長が期待できるのは素晴らしいです。

DIAはバリュー?

現在ダウ平均は史上最高値を更新中ですが、それでもS&P500やNASDAQに比べれば、バリエーションはまだ比較的マシな方です。

モーニングスターの基準だと、NYダウ30種のうち、バリュー株が14、コア株が12、グロース株が4となっています。

意外かもしれませんが、DIAは「超大型株 × バリュー寄り」型のファンドにカテゴライズされます。

このところはややアンダーパフォームしているとはいえ、ハイテク&グロースがこれだけ強い時期に、NYダウが市場平均についていけていることに驚きます。

(2020年2月8日時点バリュー指標)

ティッカー PER PBR PSR PCFR
QQQ(ナスダック) 23.29 5.56 3.64 15.03
SPY(S&P500) 18.58 3.03 2.19 11.83
DIA(NYダウ) 17.59 3.19 2.03 14.78

Morningstarのデータに基づく

PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、PSR(株価売上高倍率)、PCFR(株価キャッシュフロー倍率)等のバリュー指標を見る限りでは、ダウも市場平均も大差ない印象を受けますね。(半年くらい前はダウの方が明らかにバリューでした)

ただ、構成銘柄を見ると、DIAの方がバリュー銘柄率は高いです。

DIAの成長性は?

(2020年2月8日時点のグロース指標)

ティッカー 長期収益成長率 過去利益成長率 売上高伸び率 キャッシュフロー成長率 自己資本成長率
QQQ(ナスダック) 12.30 23.19 12.16 10.42 8.44
SPY(S&P500) 9.79 12.26 6.93 7.59 6.34
DIA(NYダウ) 9.18 19.29 6.45 -1.45 5.41

Morningstarのデータに基づく

ダウのグロース指標は悪くはありませんが微妙かもしれません。

ダウ構成銘柄を保有割合に応じて平均化した「キャッシュフロー成長率」が -1.45%となっています。

DIAの構成銘柄第1位(保有割合7.87%)のボーイング社(BA)の財務悪化が足を引っ張っている印象を受けます。

新型コロナウイルスの悪材料も無視できず、ボーイング社保有割合の大きいDIAは、今後しばらくは市場平均に負ける可能性のあることは覚悟したいです。

DIAにいつ投資するか

私はDIAに投資したいと考えていますが、今年は当初の予定通りSPYD(SPDR S&P500高配当株式ETF)を中心に買い進め、HDVとSPYDが 7:3 の比率となるポートフォリオを目指します。

SPYDに投資する理由は以下の記事で書きました。

今後はSPYDに投資していくことに決めた4つの根拠
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DIAについては、3ヶ月間のパフォーマンスでもしHDVやSPYD以上に叩き売られるようなイベントが年内にあれば購入したいと考えています。

DGS(ウィズダムツリー新興国小型株配当ファンド)ERUS(iシェアーズ MSCI ロシア ETF)など、タイミングが合えば欲しいETFは他にもたくさんあるのですが、あまり多方面に手を出しても心理的に疲れてくるところがあるので、極力一気に銘柄を増やしすぎないように気をつけています。

それでは明日も頑張っていきましょう。たこたこ^~