CFD米国30・S500・NQ100の価格調整額がパフォーマンスに与える影響は軽微

ほえほえ^~、どうも、ほえタコです。

GMOクリック証券では米国30(NYダウ)米国S500(S&P500)NQ100(NASDAQ100)といった米国株指数にレバレッジをかけて投資することができます。

その際、「価格調整額」と呼ばれるものが3ヶ月に1回発生し、米国株指数のロング(買い)ポジションだとマイナスの価格調整額が発生するケースが多いです。(市場金利の動向によります)

なお株価指数CFDに発生する価格調整額とはそもそもなんぞや、という方は下記のブロガーさんの記事が非常に分かりやすいので是非ご参照ください。

CFDの価格調整額とは何か - CFDシータ
CFDに各社で独特な調整金・調整額が存在するため、CFDを調べ始めたばかりの頃は中々すんなり理解できないものが多いと思います。 今回はその代表格とも言えるGMOクリック証券の「価格調整額」について、徹底解説します。

「調整額を取られてしまう分、CFDでの米国株指数への長期投資は不利だ」と思うところですが、少なくとも今の金利下、そして利下げ局面にある現在においては価格調整額がパフォーマンスに与える影響は軽微です。

以下、その論拠を示します。

米国30(NYダウ)

価格調整 発生日 価格調整額 ドル円レート ドル換算価格調整額
2019/12/13 ¥10 109.3 $0.09
2019/09/13 ¥54 108.13 $0.50
2019/06/14 -¥54 108.56 -$0.50
2019/03/08 -¥355 111.12 -$3.19
合計 -¥345 -$3.10

上表は2019年の米国30(NYダウ指数先物)のロングポジションに対して発生した価格調整額、および当時の為替レートに基づくドル換算の価格調整額です。

これを元に、米国30の2019年の年始から年末(日本時間で19年1月2日23:30~20年1月1日6:00)までのパフォーマンスを算出します。

米国30 年始取引値
(19年1月2日23:30)
$22,911.00
米国30 年末取引値
(20年1月1日6:00)
$28,497.00
年間価格調整額 – $3.10
総合損益 + $5582.90
総合損益(%) + 24.37%
DIA年間パフォーマンス
(配当込み)
+ 25.02%
パフォーマンス差異 – 0.65%

NYダウに連動するETFである、DIAの分配金込みの年間パフォーマンス(2019年)は25.02%

対して米国30の価格調整額込みの年間パフォーマンスは24.37%

パフォーマンスの差異は – 0.65%に収まりました。

米国S500(S&P500)

同じくS&P500指数先物に連動する米国S500の場合も見てみましょう。

価格調整 発生日 価格調整額 ドル円レート ドル換算価格調整額
2019/12/13 -¥327 109.3 $2.99
2019/09/13 -¥237 108.13 $2.19
2019/06/14 -¥445 108.56 -$4.10
2019/03/08 -¥533 111.12 -$4.80
合計 -¥1,542 -$14.08

2019年の米国S500(S&P500)のロングポジションに対して発生した価格調整額、および当時の為替レートに基づくドル換算の価格調整額です。

米国S500 年始取引値
(19年1月2日23:30)
$2,467.5
米国S500 年末取引値
(20年1月1日6:00)
$3,229.5
年間価格調整額 – $14.08
総合損益 + $747.92
総合損益(%) + 30.31%
VOO年間パフォーマンス
(配当込み)
+ 31.22%
パフォーマンス差異 – 0.91%

S&P500に連動するETFである、VOOの分配金込みの年間パフォーマンス(2019年)は31.22%

対して米国S500の価格調整額込みの年間パフォーマンスは30.31%

パフォーマンスの差異は – 0.91%に収まりました。

NQ100(NASDAQ100)

最後に、価格調整額が比較的高額となる、米国NQ100(NASDAQ100指数先物に連動)のケースを見てみましょう。

価格調整 発生日 価格調整額 ドル円レート ドル換算価格調整額
2019/12/13 -¥2,929 109.3 $26.80
2019/09/13 -¥2,400 108.13 $22.20
2019/06/14 -¥2,865 108.56 -$26.39
2019/03/08 -¥3,000 111.12 -$27.00
合計 -¥11,194 -$102.38

2019年の米国NQ100(NASDAQ100)のロングポジションに対して発生した価格調整額、および当時の為替レートに基づくドル換算の価格調整額です。

米国NQ100 年始取引値
(19年1月2日23:30)
$6,209.5
米国NQ100 年末取引値
(20年1月1日6:00)
$8,747.7
年間価格調整額 – $102.38
総合損益 + $2,538.20
総合損益(%) + 39.23%
QQQ年間パフォーマンス
(配当込み)
+ 38.96%
パフォーマンス差異 + 0.27%

NASDAQ100に連動するETFである、QQQの分配金込みの年間パフォーマンス(2019年)は38.96%

対して米国NQ100の価格調整額込みの年間パフォーマンスは39.23%

パフォーマンスの差異は + 0.27%に収まりました。

QQQの経費率が0.20%であることを考慮すると、パフォーマンスの差異はほぼほぼゼロに近いです。

総括すると、GMOクリック証券のCFDで「米国30」「米国S500」「米国NQ100」の買いポジションを持ったときに発生するマイナスの価格調整額が2019年の年間パフォーマンスに与えた影響は、指数に連動するETFに投資した場合と比較して、- 0.91% ~ + 0.27%と軽微だった、という結論になります。

そもそもCFDでの長期投資はありなのか?

ところで近年、SPXL(Direxion デイリーS&P500ブル3倍 ETF)TECL(Direxionデイリーテック株ブル3倍ETF)といった、指数に3倍のレバレッジがかかった値動きをする米国株ETFに人気が集まっています。

本来これらのレバレッジETFは短期~中期スパンでヘッジをかけたりスイング投資したりすることを目的として使われるものですが、米国株指数は長期において右肩上がりのチャートを描いていることから、「レバレッジETFへの長期投資」を実践する投資家が増えています。

レバレッジETFには減価特性があるため、上昇相場以外、すなわち下落相場やボックス相場では不利となります。

このリスクについては下記の記事で詳しく書きました。

SPXLやTECLへの長期投資を決める前に直視すべきリスク
ほえほえ^~、どうも、ほえタコです。 最近投資家の間で大人気のレバレッジ系ETFに、SPXL(Direxion デイリーS&P500ブル3倍 ETF)やTECL(Direxionデイリーテック株ブル3倍ETF)があります。 ...

一方、CFD経由での指数投資であれば、レバレッジETFのような減価特性はなく、売り買い時のスプレッド手数料を除けば、保有における経費率もかからず、おまけに10倍のレバレッジをかけることができます。

確定させたキャピタルゲインは雑所得となるものの、申告分離課税(税率20%)となりますから、株より不利になることもありません。

米国株レバレッジ投資家の人たちが言うとおり、レバレッジ投資が資産を最大化させるのに合理的な手法であるとするならば、レバレッジETFが【OK】でCFDでの指数投資を【NG】とする理由は無いでしょう。

米国株はこれから先も右肩上がり!!

SPXLでS&P500にレバレッジ3倍で投資? そんな生ぬるいことを言っていないで、真の爆益を目指すなら米国NQ100のCFD指数投資でレバレッジ10倍だ!!

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という冗談はさておいて、ETFの現物保有とCFDの指数投資とでは、その負うべきリスクは根本的に異なります。

レバレッジ10倍でCFD取引すれば当然ながら、株価急落時にロスカットを食らい資産全損する可能性があります。

取引所そのものの信用リスク(カウンターパーティリスク)もCFDの場合はあります。

なので私個人としては、CFDでの長期投資はおすすめしませんし、付け加えるとレバレッジETFの方もおすすめしません。

ただ、CFDトレードも長年やっていると、上のように超絶有利な場所でロングポジションが持ててしまうミラクルラッキーがあるかもしれません。

このようなときは、長期でポジションを持ち続けるのも悪い判断ではないかなと感じます。

私は上のとおり、両建てによる投機と、米国VIの取引にGMOクリック証券のCFD口座を使っています。

どのような トレードをするにせよ、CFDは厳格なリスクコントロールが命綱となりますね。

それでは明日も頑張っていきましょう。たこたこ^~