HDVホルダーが米国のベア・マーケット入りを大歓迎する理由

ほえほえ^~、どうも、ほえタコです。

昨日18年12月19日はダウ平均株価が-1.49%続落し、年初来安値を更新しました。翌20日は日経平均株価も一時700円安となりこちらも年初来安値を更新しました。

今年の10月を過ぎてから、市場はベア・マーケット(弱気相場)に突入した可能性が高く、Twitterの株式投資クラスタを眺めてみても含み損を抱えた人がちらほら増えてきた気がします。

ほえタコはポートフォリオの100%をHDV(iシェアーズコア米国高配当株ETF)で保有していますが、HDVにしても今年高値から9%近く値を落としています。

昨日はHDV構成上位20銘柄のうち16銘柄が下落するおはぎゃー相場となりました。

12月19日のHDV構成上位20銘柄(SBI証券)

ただそれでも、HDVホルダーは市場のベア・マーケット入りを歓迎すべきです。

なぜならば、HDVはブル・マーケット(強気相場)においては市場平均に負ける特性を持っている。

逆説的に、HDVが市場平均に勝てるとすればベア・マーケット(弱気相場)くらいだからです。

HDVが設定された2011年から2018年にかけて米国市場(S&P500、NASDAQ、NYダウ)は安定した右肩上がりで推移しており、強気相場が続いてきたことがわかります。

青:S&P500(市場平均)赤:HDV

この間、HDVは分配金再投資込みのパフォーマンスでも市場平均に負け続け、今ひとつ冴えない状況が続いていました。同じ高配当系ETFであればVYM(バンガード米国高配当株式ETF)の方が市場平均に付いて来ており、成績は良かったです。

これは過去7年間でのVYMの米国市場平均との相関が0.93であるのに対し、HDVが0.71であることからも分かります。つまりVYMは分配金再投資込みのパフォーマンスがおおむね市場平均に追随するのに対し、HDVではアンダーパフォームしてしまう。

過去7年間においてHDVのβ(ベータ)値は0.63ですから、仮に米国市場が10%上昇してもHDVは6.3%しか上がらない。ちなみにVYMのβ値は0.84ですから、米国市場が10%上昇すればVYMも8.4%程度は上昇することが期待されます。

HDVはそのディフェンシブ性ゆえに、上げ相場での上昇を犠牲にしていると言えるわけですね。少なくともここ7年間においてはポートフォリオにHDVを加えるくらいであれば単純にS&P500(VOO・SPY)ETFやVTIに全力していた方がよっぽど良い成績でした。

しかし2018年に入ってからは、市場平均が急落したことによりHDVとのパフォーマンス差が縮まりつつあります。

青:S&P500(市場平均)赤:HDV

2018年 HDV vs VOO(S&P500)- Yahoo! Finance

リンクをクリックするとチャートのページに直接飛べます。

ベア・マーケットこそHDVが市場平均をアウトパフォームできるまたとない機会であり、ゆえにHDVホルダーは弱気相場入りを両腕を広げて歓迎して良いのです。

ブル・マーケット:米国市場が右肩上がりならHDVも右肩上がりなので嬉しい

ベア・マーケット:HDVが市場平均に勝てる絶好のチャンスなので嬉しい

つまり、相場が強気だろうが弱気だろうが、HDVへの投資こそが心理的効用を考えて最強である(ドヤッ と言えます。

 

……と言えれば良かったのですが、悲しいことにこの相場においてHDVのディフェンシブ性はそこまで期待通りに発揮されていません。

原油価格の大幅下落(保有比率21.15%のエネルギーセクターにマイナス影響)やジョンソン・エンド・ジョンソンの悪材料ニュース(保有比率7.57%のJNJにマイナス影響)が足を引っ張っている印象です。

とはいえ、長期投資に必要なのは一にも二にも「握力」です。

HDVの堅牢なディフェンシブ性を信じて、私はこれからもHDVを持ち続けます。

それでは明日も頑張っていきましょう。たこたこ^~