ほえタコのアセットアロケーションはなぜ現金保有比率が高いのか?

ほえほえ^~、どうも、ほえタコです。

私、ほえタコはポートフォリオの100%をHDV(iシェアーズ・コア米国高配当株ETF)で運用しています。(当ブログの読者さんにとっては、耳にタコができるほど聞き飽きたフレーズかもしれませんね)

ここで誤解しないでいただきたいのは、HDVはポートフォリオの100%だけれども、アセットアロケーションの100%ではない点です。

アセットアロケーションとは「資産配分」のことです。例えば『現金10%、債券40%、株式40%、REIT10%に資産を配分して運用する』といったように、どの種類の資産をどれだけの割合保有するかを決めるのが、アセットアロケーションです。

対してポートフォリオとは「金融商品の具体的な組み合わせ」を指します。

例えば「米国株への投資は、VTI、QQQ、VYM、HDV、SPYDを各20%均等に、毎年リバランスして運用する」といったことを考えるのがポートフォリオです。

ほえタコがいつも自己紹介している「ポートフォリオの100%はHDV」は換言すると「株式の100%はHDVに投資」ということなんですね。

ほえタコのアセットアロケーション紹介

ほえタコの18年12月現在のアセットアロケーションは、ざっくりとこんな感じです。

  • 現金 60%(日本円)
  • 米国株ETF 20%(HDV – iシェアーズ・コア米国高配当株ETF)
  • 外貨建てMMF 20%(ブラックロック・スーパー・マネー・マーケット・ファンド ※米ドル)

他の投資ブロガーさんのアセットアロケーションと比較をしても、ほえタコの現金保有比率(60%)は高いほうだと思います。

加えて、20%保有している外貨建てMMF(米ドル)は為替差損に目をつむれば元本毀損リスクがほとんどない、準・安全資産です。

なので実質的なリスク資産は、米国株の20%しかありません。その米国株も、ディフェンシブ色の強い HDV – iシェアーズ・コア米国高配当株ETFに100%ですから、米国市場平均以上には(おそらく)下落耐性があります。

このような資産配分になったのは、戦略的にというよりかは「なるべくしてなってしまった……」というのが正直なところで、理由は次の通りです。

理由1 NISA(少額投資非課税枠)を使い切ってしまった

株式比率がたった20%しかないのは、ぶっちゃけるとNISA(少額投資非課税枠)を今年分使い切ってしまったからです。

NISA口座で買い付けた株式は、譲渡益や配当金にかかる国内課税が最長5年間非課税となります。しかし、毎年120万円までしか投資枠がありません。

私が投資しているHDV(iシェアーズ・コア米国高配当株ETF)のような高配当株ETFは、NISA口座でなければとくにパフォーマンスが不利になってしまいます。

なぜなら、HDVの分配利回りは 3.46%と高配当であるものの、配当にかかる税金(米国所得税 + 国内所得税)を加味すると実質利回りが 2.23% にまで下がってしまうからです。

また、私が使っているSBI証券は「NISA口座であれば米国ETFの買付手数料が無料」となるため、せっかくならNISA口座を使いたい。

というわけで「NISA口座を使わなきゃもったいない!」という精神がどうしても働いてしまい、結果として今年は株式比率があまり増えませんでした。

理由2 外貨建てMMFの利回りに満足してしまった

外貨建てMMF(米ドル)はブラックロック・スーパー・マネー・マーケット・ファンドに投資をしています。

この外貨建てMMFは元本割れリスクがほとんどなく、それでいて年利 1.971%くらいの分配金がもらえます。分配金は自動で再投資されますし、買付・売却には手数料がかかりません。(SBI証券の場合)

使い勝手だけで言えば、債券ETFよりも外貨建てMMFのほうがよっぽど便利です。

利回り1.97%といえば バンガード 米国短期債券 ETF(BSV) と同等レベルです。債券ETFは利上げ局面では債券価格が下落して含み損を抱えることがありますが、外貨建てMMFではその心配がありません。

私も当初はiシェアーズ コア 米国総合債券市場 ETF(AGG) などをポートフォリオに加えることを検討していました。しかし手数料の優位性や使い勝手を加味した結果「めんどいので外貨建てMMFでいいや」という結論に落ち着きました。

理由3 安全資産の皮を被ったリスク資産である現金(日本円)

最後のこれが最も大きな理由です。

ほえタコにとって日本円(現金)は、実のところ安全資産の皮を被ったリスク資産である、ということなんです。ゆえに、現金比率が高いわけです。

ほえタコは現在、証券口座に入っている日本円で次のような運用をしています。

  • 優待クロス取引(株主優待のタダ取り)
  • IPO株の抽選申し込み
  • 円安や株高が行き過ぎたときのヘッジ(ショート)

「優待クロス取引」は一般信用売りで入れば逆日歩はつかず、予定損失を100%コントロールできるローリスクローリターンな投資です。

「IPO株の抽選」は外れることが大半であるものの、当たれば数十万円の売却益が期待できる宝くじ要素のある投資です。ただし、公募割れのハズレ銘柄を引いてしまうと損失が出ます。期待値は高くとも、決してノーリスクではない投資です。

「円安や株高が行き過ぎたときのヘッジ」は例えば、今年に1ドル114円をつけたときにFXでドル円ショートをしたり、CFDでNASDAQ100をショートしたり、日経ダブルインバースを買ってみたりと、いずれにせよリスクが相応にあるやつです。

ほえタコは自分の読みに相当な自信があるときのみ、短期でショート(空売り)を仕掛けることがあります。とはいえトレードにのめり込めばいつかは有り金をぜんぶ溶かしてFX顔するのがオチですから、年に数回「ここはどうしても勝負したい!」という時だけ参戦しています。

今年(2018年)は日経やNASDAQのショートがうまく決まって、そこそこの利益を取ることができました。

このように「優待クロス取引」「IPO株抽選」「短期トレード」のための資金として使っているため、ほえタコのアセットアロケーションに占める現金比率は多めとなっています。

アセットアロケーションの現金部分でトレードに興じることは、はっきり言って非推奨です。

一方で安全度の高い「優待クロス取引」で証券口座内の現金を運用するのは悪くない戦略かと思います。

現金保有比率が高いことの「デメリット」

現金保有比率が高いことの「隠れたデメリット」がひとつあって、それは余計な投資・トレードの誘惑に駆られることです。

なまじ現金を持っているために「せっかくだからクラウドファンディングに投資してみようかな」とか「仮想通貨をやってみようかな」とか、あるいは「アマゾン(AMZN)をCFDで全力ショートしてみようかな」とか、悪魔の誘惑が忍び寄るときがあります。

そういうのに弱い人は、むしろ自由にできる現金の比率を下げて「余計なことは何もしない!」を徹底した方が、かえってリスクを下げられるかもしれません。

現金保有比率を高くすると、いざというときの「選択肢」が多く持てるメリットがあります。

しかし我々人間はいつでも賢明な選択ができるとは限らないので、それはデメリットにもなり得るということは心しておきましょう。

それでは明日も頑張っていきましょう。たこたこ^~