エーアイ(4388)に投資をしました

※当ブログ記事はエーアイ社の音声合成エンジン(VOICEROID)を活用した「ナレーション付き音声記事」です。

下の音声プレイヤーを再生のうえで記事本文をお読みいただくことを推奨します。

ほえほえ^~、どうも、ほえタコです。

私の投資スタイルは基本的には「米国高配当株ETF(HDV)」一点買いの長期投資なのですが、このたび中期目線で国内個別株を買いましたのでご報告します。

投資したのはエーアイ(4388)です。

エーアイは貸株金利が高いため、あえてNISAではなく特定口座に入れています。

2019年12月現在、SBI証券でのエーアイ(4388)の貸株金利は2%です。中期投資なので2~3年くらいは保有していたいなと思っています。

ただ、買ったと言っても100株だけなので、これは投資目的というよりも趣味(?)のようなものですね。

エーアイのコンシューマ向けの主力製品である『VOICEROIDシリーズ』が私は大好きで、累計だと5万円以上お金をかけてVOICEROIDシリーズを買い揃えています。

VOICEROIDというのは、今みなさんが聴いているナレーションを生成するための音声合成ソフトウェアのことです。(記事冒頭に音声プレイヤーを置いていますので、その再生ボタンを押して聴いてください)

音声合成で歌をうたう初音ミクは今となっては大有名ですが、その「朗読・ナレーション」分野をやってくれるのがVOICEROIDですね。

法人向けだと、ソフトバンクのペッパー君の声や、防災無線の音声、館内放送、電話自動応答、ゲーム、eラーニングの教材、Amazon AlexaやGoogle アシスタント対応の音声ニュースアプリなど、幅広い分野でエーアイの音声合成エンジンが使われています。

将来的に、自動運転やスマートスピーカーや人工知能搭載の会話型ロボットの市場が広がってゆけば、おのずと音声合成技術ならびにその業界の先頭を走るエーアイ社も脚光を浴びるのではないかと期待しています。

現状は株価のバリエーションも決してバリューではありませんし、グロースと呼べるほどの高い成長率では無いんですけどね。

もしエーアイに投資しようとするのであれば、ひとつだけ必ず知っておかなければならないのは

「エーアイ社は音声合成エンジンで絶対的な地位を築いているわけではない」

ということです。

換言すれば、音声合成エンジンそのものはコモディティ化する恐れがあるということですね。

音声合成技術でいえばHOYA(7741)社も「VoiceText」というよく似た製品を出しています。

またコンシューマ向けだと名古屋工業大学ベンチャー企業発の「CeVIO Creative Studio」という音声合成ソフトウェアも有名です。

私はエーアイ社の「VOICEROID」、HOYA社の「VoiceText」それから「CeVIO」の3製品とも購入している音声合成ソフトウェアオタクなのですが、正直なところVOICEROIDもVoiceTextも文章読み上げの流暢さ・自然さで言えば互角レベルです。

感情表現や方言のイントネーションではVOICEROIDの方がやや上かなという気はするものの、エーアイ社の製品に圧倒的な優位性があるわけではありません。

CeVIOは調教を柔軟にできたり歌わせることができたり、機能面だけで言えばVOICEROIDやVoiceTextよりも優れています。

もしも音声合成エンジンが儲かるぞ!と注目を集めるようになれば、この他にも競合他社が参入してくることが考えられますし、その市場シェアバトルに勝てるようでなければエーアイ社の先行きは厳しいと言えるでしょう。

コンシューマ向けの音声合成ソフトウェアでは、今のところはエーアイのVOICEROIDが有利なポジションにいます。

初音ミクほど有名なキャラではないにしても、VOICEROIDの「キャラクターパッケージ戦略」は非常にうまくいっており、ファンからの根強い支持を得ています。

例えば今この文章を読み上げているのはVOICEROIDの琴葉茜ですが、妹キャラの葵と合わせて「琴葉姉妹」として親しまれ、ファンによる同人イベントが開催されたり、LINEスタンプが発売されたり、オリジナルソングがカラオケで配信されたりと、何かといろんな場で活躍しています。

そういったキャラクター戦略にプラスして、音声合成のベースとなっている声優さんの声の「個性」を損なわない技術を有しているのが、VOICEROIDひいてはエーアイの強みと言えます。

例えば、VOICEROIDシリーズに「東北きりたん」と「弦巻マキ」があります。

声優ファンもしくはアニメファンであれば、その音声合成された声を聞けば「あっ、茜屋日海夏さんの声だ!」「民安ともえさんの声だ!」とすぐにベースとなっている声優さんを当てることができます。

これはけっこうすごいことで、その話者の声の個性が音声合成によって再現できるということは、声の保存としての用途が考えられるのですね。

エーアイの『AITalkあなたの声』の製品紹介には次のような説明文があります。

あなたの声で音声合成

  • 手術や病気で声を失っても、事前にご自身の音声辞書を作成しておく事でいつまでもご自身の声でお話することができます。
  • 生前のご本人の声で、葬儀のエンディングメッセージを読み上げることができます。
  • 大切な人の記念日、冠婚葬祭等、生前のご自身の声でメッセージを届けることができます。
  • 歳をとるごとに変化していく声も昔の声を残しておき、いつでも喋ることができます。
  • 講演会や発表会、自分が喋らずに、自分の声で講演が可能です。

(引用:https://www.ai-j.jp/consumer/personal

これすごくないですか。自分自身の声を音声合成エンジンに組み込んでくれるサービスなんです。

「葬儀のエンディングメッセージを死者である自分自身の声で読み上げる」ってとんでもないSFじゃないですか。

特記しておきたいのは、これは決して、機械のような棒読みで読むわけではないんです。

感情表現も、イントネーションも、その本人の個性に近づけたより自然な形で再現できるということなんですね。

なんにせよ、音声合成技術には夢があります。

今の株価バリエーションが適正かは微妙なところですが、株式会社エーアイの将来に期待しています。

それでは明日も頑張っていきましょう。たこたこ^~